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2021.05.19

野村総合研究所及びドリームインキュベータが決算を発表| コロナ禍における企業の投資行動が収益の増減に影響か

NRIは増収増益、一方のDIは赤字決算

株式会社野村総合研究所(Nomura Research Institute, Ltd.; NRI)、及び株式会社 ドリームインキュベータ(Dream Incubator Inc.; DI)はそれぞれ決算を発表した。

野村総合研究所の2021年3月期決算は、連結売上高が550.49億円となり、前年比で4.1%増収となった。営業利益は前年対比4%増益となる86.5.47億円、当期純利益は対前年比1.7%減の68.12億円となっている。コンサル領域においては、グローバル関連のコンサルティング案件は減少したものの、国内のDXコンサルティングニーズの高まりや新型コロナウイルス対策等の政策案件が活況であったことより、増益となった。

ドリームインキュベータの2021年3月期決算は、連結売上高が27.776億円となり、前年対比で22.1%の増収となった。営業利益は前年度より95.7億円の減収、当期利益は前年度より21.05億円の減益となっている。コンサルサービスを提供するビジネスプロデュース事業におけるセグメント利益は市場調査事業から発生していた損失の解消、及び管理コストの見直しにより増益となった一方で、インキュベーション事業が多額のセグメント損失(営業損失)および減損損失(特別損失)を計上した。

https://data.swcms.net/file/ir-nri/dam/
jcr:7dd332ba-efea-41b0-a19f-a43a57f5b72a/140120210427401152.pdf

(株式会社野村総合研究所 2021年3月期決算短信)
https://www.dreamincubator.co.jp/wp-content/uploads/2021/05/IR-20210514-KT.pdf
(株式会社 ドリームインキュベータ 2021年3月期決算短信)
 
 
■執筆者コメント
当年度は各ファーム大きくコロナの影響を受け、当初懸念された景気悪化とそれに伴う企業の投資需要の低迷も、蓋をあけてみれば、各ファームの得意とする領域によってその結果が大きく分かれました。たとえば、なかでもDX領域においては(コンサル/人材/案件などの)企業の投資需要が引き続き高まりをみせる一方で、新規事業領域においては企業の意欲減退の否定が難しい状況となります。

実際に、このような環境下において、野村総合研究所はコンサルティングからシステム開発・運用までを一貫して提供できる総合力で事業を牽引し増収増益。しかし、ドリームインキュベータは大企業向けの事業創造支援や成長戦略立案支援に関する戦略コンサルティング、M&Aファイナンシャル・アドバイザリーなどの主力事業に関わる市況の改善がみられないこともあり大幅な赤字となりました。

執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
廣田
大学卒業後、オーストラリアに留学し、アニマルライツ関連の様々な活動の主催に携わった後、新卒として入社。
昨今ニーズが高まっているDX案件おいて、アナリストながら営業から実行支援まで多岐に渡るコンサル支援を経験しナレッジを積み上げている。2025年の崖やグローバルにおける日本企業の競争力強化をテーマに日々奮闘中。

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