PwC FY23グローバル決算、営業総収益は9.9%増となる 531億米ドルを記録
PwCは、FY2023(2022年7月~2023年6月)におけるグローバル決算を発表した。
■全体
グローバル全体の営業総収益は、現地通貨建て9.9%増加(米ドル建て5.6%増)となる531億米ドルとなった。
一部の国でみられた高いインフレ率や、多くの主要経済国における経済成長の停滞感が残るものの、一年を通して収益の増加は安定的だったとしている。
世界中の364,000人を超えるプロフェッショナルによって提供された、仕事の質とPwCのブランド力が反映されたものだとした。
■コンサル領域及びアジア地域の業績について
PwCが展開する3つの事業「アシュアランス」「アドバイザリー」「税務&法務」の内、コンサル領域にあたるアドバイザリーが最も高い成長率を見せ、対前年比13%増の226億米ドルを記録した。成長の主な要因として、DXによるビジネスモデルの変革に対するクライアントニーズだとしている。
リージョン別では、アメリカエリアが10.7%増、アジアパシフィックが7.2%増、欧米・中東及びアフリカは10.2%の成長となった。
アジアリージョンにおいて特筆すべき点は、インド地域の好調な業績であり、収益増加率は24%を記録した。
(PwC グローバルサイト ニュースルーム)