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バケーション中に仕事をして呆れられる|コンサル職業病シリーズ

バケーション中に仕事をして呆れられる|コンサル職業病シリーズ

海外旅行復活も、アフターコロナで変化したコンサルのバケーション事情とは

コンサルの長期休暇といえば、海外旅行が多数派でした。昨今コロナ禍により制限されていましたが、再び海外で過ごす人が増えてきているようです。しかし、リモートワークやワーケーションが浸透した現在、コロナ以前とは少し様相が変化しています。

長期休暇とワーケーション

コンサルは、プロジェクトとプロジェクトの合間に比較的まとまった休暇を取りやすい職種と言えます

ただし、プロジェクトの終わりが見えてきたタイミングで、計画的に有給休暇を申請しておき、長期の休暇を確保することが重要です。評価されているコンサルだと、プロジェクト終了に合わせて次のプロジェクトアサインが決まってしまい、アベってる期間がない=お休みがない状態になってしまうためです。

逆に悲しいかな、次のプロジェクトが決まらず、アベっているので休暇を取るというケースもあります。

とはいえ最近は、長期休暇を1週間程度で切り上げる人が多いようです。以前は、土日も休まず仕事をするスタイルが日常的だったコンサル業界も、ワークライフバランスを重視する風潮に変わってきました。週末をきちんと休み、長期休暇は適度に休むというスタイルが定着しつつあるのかもしれません。

また、コロナ禍におけるリモートワークの普及で一般化してきたワーケーションも、比較的取り入れやすい業界だといえます。

コンサルは基本、成果主義。結果を出してさえいれば、どんな働き方・休み方をしても干渉されない傾向にあります。極端なことを言えば、Wi-fiが繋がればどこでも仕事ができてしまいます。実は滞在先のリゾートホテルからオンラインミーティングに参加していた、なんていう方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、クライアント側のセキュリティガバナンスが厳しい案件ですと、PCの持ち出しに制約があるですとか、作業場所が定められているといったことがあり、ワーケーションすることは難しいケースも多々あります。

=仕事ばかりで休みがないコンサルの彼氏との付き合い方については以下の記事をご参照ください。

バケーションは何をする?

コンサルには帰国子女や語学堪能な人材が多く、海外出張もこなしていることから、海外へ行くこと自体が自然という人が少なくありません。昨年まではコロナ禍で制限されていたものの、今年は再び海外で休暇を取る人が増えているようです。

筆者の周辺のケースをご紹介すると、暑い日本の夏から逃れるように北欧に行く方や、長期でアジアに滞在し、日中は子供をインターのサマースクールに通わせつつ自分はホテルでワーケーションという方もいます。後者は、リモート×フルフレックスのコンサルならではの過ごし方といえるでしょう。

国内で過ごす場合ですと、インドア派は読書や自己啓発に励む方が多いです。ビジネススキル向上や新たな知識の習得に余念がないコンサルにとって、長期休暇は絶好のチャンスなのです。

温泉宿に行き、朝から部屋の温泉につかりながらひたすら読書をするという優雅なスタイルをとる方もいました。隙間時間にジムやジョギングで汗を流すなど、知力・体力両面で自己研鑽に励んでいる人もいるようです。

一方、アウトドア派は、ゴルフやキャンプに行く人が少なくありません。といってもスマートフォンでメールチェックは当たり前ですし、ワイヤレスイヤホンがあればゴルフをしながら会議参加なんてことまでできてしまうので、つい対応してしまうのは職業病でしょう。

いずれにせよ、休暇は自宅でのんびりゴロゴロ…という人は少数派な印象です。休暇の過ごし方を見ても、すべてにおいて全力で取り組みたがるコンサルの特徴が非常によく表れています。

流石に仕事ばかりして怒られると…

旅行先や休暇中は仕事を忘れて思いっ切り楽しむつもりでいるものの、移動中など気になることがあるとPCを開き、自分がやったほうが早いという事案が発生すると資料作成をもやり出すので、同行する家族や恋人に「旅先でまで仕事するの?」と嫌な顔をされます。

彼女と旅行中につい仕事をしてしまい、怒りを買って毎度ハイブランドの靴や時計などのプレゼントで手打ちにしている同僚について、以前の記事で何度か取り上げました。

このエピソードの持ち主、旅行中のコンサル病は今も健在のようです。今年もトランジットの空港ラウンジで作業していると、LINEにコートやバッグの画像が次々送られてきたそうです。ただ以前と少し違うのは、今回は二人の愛娘(1才)のために、高価な英語教材セット、テーマパーク(園内ホテル2泊付き)で手打ちとなったことでしょうか。

「Work hard Play hard」の精神で、仕事と遊びに情熱を注ぐ一方で、休暇中もついつい仕事に没頭してしまうコンサルタントの職業病エピソードでした。

一方で『自分は「Work Hard」だけど「Hardly Play」だよ…』というコンサルの方がいらっしゃるのも事実です。当メディア運営企業では、コンサルタントのキャリアをご支援しています。
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執筆者

R.O.
R.O.コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 マネージャ
コダワリブランニュー第1号。入社後、IT・セキュリティにおける大規模PJの全体PMOや業務改革、DX戦略の案件に従事し、現場との関係構築からステークホルダーの巻き込み、クライアントからの突発的な要望への柔軟な対応に強みを持つ。
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