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フリーのコンサルタントが案件を途切れさせない術【磨くべきポイント】 上級編
ハイスペックなフリーランスのコンサルが常に意識していることは?
前回、初級・中級編をお伝えしましたが、今回は上級編をお伝えいたします。上級編は抽象度も高く書かせていただきます。フリーコンサルとしてのキャリアを検討中の方にも是非読んでいただきたい内容となります。
目次
フリーランスのコンサルの大敵
フリーランスのコンサルタントにとって怖いのは不景気です。
コンサル案件のクライアントは大手・上場企業を主とする以上、将来への投資が停滞する不況には弱く、影響を受けやすいと言えます。 特に非システム系のコンサル案件は、法的な事由や死活問題等の拘束力でもない限り、バタバタとプロジェクトが中断していきます。
(ここらへんのコンサル不況話は別の回でお届けします)
不況になってからでは手遅れ
フリーコンサルタントにとって、不景気になって案件が途絶えてからどうにかしようと対処を考えても手遅れです。短期間で習得できない、知識とスキルと人脈(信頼関係)を景気の良いうちに磨くというのが、必要になってきます。
フリーコンサルタントとして磨くべき3つのポイント
1、知識・スキル
2つをセットにしておりますが、ニーズの高い知見やスキル(技術)を持ち合わせておきましょう。これは常に時代との追い掛けっこです。ファームからのサブコン案件の場合、特にそのファーム及び社員が持ち合わせていない差別化ポイントが必要で、社内の人間がアベイラブルである(そのため外注禁止令が出ることも)にも関わらず、外部のフリーコンサルを起用する根拠となる知識とスキルを身に付けておくべきです。
2、人脈
不景気を考えると、クライアントが一本化していると危険です。その企業に案件があるうちは良いが・・・という状況に陥ります。コンサルファームのサブコン案件に従事し、そのコンサルファームから常時案件が来る状況でも気を抜いてはいけません。
そのため、ポートフォリオを組むことが重要となります。さらに、ユーザー企業やコンサルファーム及びコンサル案件紹介会社と幅広に、かつ相互に信頼関係も確実に構築した上でポートフォリオを組む方が安全です。
また、コンサルファームでパートナーやディレクターレベルからフリーになった場合は、営業先人脈や業界内で名を馳せているという強い武器があります。これをフリーランスになってから得ることは難しいですが、こういう上級フリーコンサルの形もありますね。
まとめると
今現在は景気もよく投資も活発ですので、案件は多いですが、現状に甘んじてはいけません。常にリスクに気をくばり、長い先もフリーコンサルタントとしてやっていけるような実力をつけることを上級フリーコンサルは意識しております。このことにより、案件の単価は上がっていきますし、有事の際の企業への再就職も条件良くいくと思います。安易にフリーランスの道を歩む人もいますが、自己の人生設計の中で最適な選択かというのは考え抜いたうえで選択してほしいですね。
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初級・中級・上級とお伝えしましたが、当サイト運営会社では、案件紹介事業も展開しております。
フリーコンサルの皆様、ご登録ご検討下さい。
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執筆者
- アクセンチュアにてファーストキャリアをはじめ、以来20年超コンサル畑で事業戦略からITコンサルまで幅広くこなす。大企業の経営課題に対して包括的に俯瞰し、全体的なロードマップと解決に向けた推進に強みを持つ。
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- アクセンチュアにてファーストキャリアをはじめ、以来20年超コンサル畑で事業戦略からITコンサルまで幅広くこなす。大企業の経営課題に対して包括的に俯瞰し、全体的なロードマップと解決に向けた推進に強みを持つ。