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2021-08-26
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そもそもコンサルファームは在宅勤務・リモートワークでこと済むのでは?メリット・デメリットを考察した上で対応策を検討する

コロナ禍でリモートワークが推進されておりますが、例えば外資コンサルファームではコロナ以前よりリモートワーク推奨日を週1で設定する等積極的であったように、リモートワークにおける適合性は強いと思われます。

社員目線か企業目線かどの立ち位置で考えるべきか非常に悩んだ本記事ですが、今回は包括的に記載することとします。他にも、自社が位置する業界やサービスでこれら考察も左右しますが、今回はコンサルファームとしてのテレワーク・モバイルワークの回ですのでそれに限定し、一般論は極力割愛します。

(1)コンサルタントとしての5つのメリット(長所)

考察1:生産性を高めるためにも適度に息抜きしている中で、【さぼってる】といわれるリスクが下がる(あいつはいつもトイレに行ってる、と言われない)
考察2:仕事のできるコンサルタントの場合、暇にしているのがバレず、タスク集中が回避される傾向がある。仕事のできないコンサルタントの面倒を見るストレスから解放される傾向がある
考察3:実りないが参加しなければダメなリモート会議において内職がしやすい
考察4:プロジェクトルームでやりづらい知識吸収(書籍)や別プロジェクトのマネージャ等から振られた仕事や副業がやりやすい
考察5:仕事の忙しさでごまかしていた家族サービスにもコミットメントできる(はず)
※一般論的な「仕事に集中しやすい」や「メリハリをつけて仕事できる」とかは割愛しております。

(2)コンサルタントとしての5つのデメリット(短所)

考察1:クライアント向け等を主とした高難度な説明・ヒアリング・ネゴシエーションがしづらい
考察2:ホワイトボードコミュニケーションがしづらい、ワークショップ等のアクティビティもやりづらい
考察3:プロジェクトの自身配下のタスク管理・状況が見えづらい(細かく確認するべきメンバに対してのフォロー工数が余計にかかる)(評価の適切性の判断も難しくなる)
考察4:(スケジューラーでみえる以外のところで)上長の空き時間が見えづらく、相談タイミングがつかみづらい
考察5:会社やプロジェクトへの愛着や目的意識を植え付けづらい、併せて人事評価がやりづらい
※一般的な「孤独になりやすい」や「間を読みづらい」といった点は割愛しております。

総じて、メリットもありますが、企業視点で考えるとデメリットのほうがデカいような気もします。デメリット要素については、作業環境(ツール等)で一定緩和されますが根本解決は難しいと思います。ただ、それもオフラインでのコミュニケーションに慣れてきたが故のストレスとも考え、自身のマインドそのものを変えていくところが一番なのではないでしょうか?
特に今年の新卒はニューノーマール化した人材だと思うので、将来が楽しみです。

(3)結論

タイトルにもある「そもそもコンサルファームは在宅勤務・リモートワークで事済むのではないかという点について考える」において、営業(初回挨拶・初回課題抽出・提案)やクライアントを巻き込んでの強力な業務改革(特にチェンジマネジメントを伴うもの)ではどうしてもやりづらさがあると思っております。最終的に筆者私見ではありますが、タイトルレンジにもよりますが、8(オンライン):2(オフライン)で済むのではないでしょうか?
但し、昨今クライアントに伴走するコンサルスタイルも数多く、この場合クライアントからすると、「相談したいときにいない」というのは結構なストレスかと思います。いずれにせよ、クライアントの期待値や満足度も含めよりうまく動いていくのが問われることかと思います。

(4)余談

リモートワークにおける管理・生産性向上については、やはり各企業様からもご相談いただくコンサルテーマにもなりつつあり、コンサルファームとしてもビジネスチャンスの一つとなっているのは事実です。
(本記事は、2020年7月31日現在のものであり、弊社見解等含め適時アップデートしていく予定です)

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[v108]

執筆者

大谷内 隆輔
大谷内 隆輔コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 代表取締役社長
アクセンチュアにてファーストキャリアをはじめ、以来20年超コンサル畑で事業戦略からITコンサルまで幅広くこなす。大企業の経営課題に対して包括的に俯瞰し、全体的なロードマップと解決に向けた推進に強みを持つ。
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執筆者

大谷内 隆輔
大谷内 隆輔コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 代表取締役社長
アクセンチュアにてファーストキャリアをはじめ、以来20年超コンサル畑で事業戦略からITコンサルまで幅広くこなす。大企業の経営課題に対して包括的に俯瞰し、全体的なロードマップと解決に向けた推進に強みを持つ。
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