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【フリーコンサル】成功のロードマップ|独立・起業準備から案件獲得・安定継続まで総まとめ

【フリーコンサル】成功のロードマップ|独立・起業準備から案件獲得・安定継続まで総まとめ

フリーランスとして独立するべきか?独立するためには何が必要?独立して継続していくには?

現在、会社員でコンサルタントとして活躍されている方々でも、少なからず将来的にはフリーランスとしての独立も視野に入れているのではないでしょうか。とはいえ何からどう検討したらいいのか、独立して自分が成功できるのかわからない、もしくは独立したけどどうやって継続的に案件獲得していけばよいかわからない、といったご相談を多くいただきます。そんな方々に向けて、検討~独立後まで、それぞれ注意すべきポイントをまとめていますので、是非読んで参考にして頂ければと思います。

独立検討にあたり知っておくべきこと(メリットデメリット、税金・社会保険など)

コンサルタントとして独立するとなると、色々と考えるべきことは山積みのように思えますが、そもそもフリーランスとして活動していく場合のメリットとデメリットが分からないと検討が進まないかと思いますので、以下で簡単にまとめました。

独立した場合のメリット

  1. 高い月収(役職にもよるが約100万~250万くらい)
  2. プロジェクト選択の自由を獲得
  3. 働き方の自由度を獲得(好きな場所で働ける、好きな時に休める)

独立した場合のデメリット

  1. 収入不安定リスク(低単価、アベイラブル状態)
  2. 干されるリスク(取捨選択しすぎ、リリース依頼し過ぎなどによって)

詳細については、以下の記事で詳しく解説しておりますのでご覧ください。

デメリットを見ると、もちろんリスクは一定あるものの、自分の実力や経験に自信があり、継続的な案件獲得ができれば得られるメリットは非常に大きいかと思います。

独立を決めるにあたって、もう一つ必要な観点が、税金や社会保険です。

税金については、フリーランスの場合、所得税と住民税に加えて、「消費税」と「個人事業税」が必要となります。またそれらを自らが確定申告をすることになります。

人によっては部分的に免税となる場合などはありますが、把握しておくべき税金については、しっかりと理解をしておいた方が良いでしょう。


さらにフリーランスになるなら、知っておくべき税制として「インボイス制度」があります。2023年10月1日より、インボイス制度が開始され、特にフリーランスにとっては影響の大きい制度と言えます。

基本的には政府の「消費税」回収強化のために施行されたものですが、この制度によって、これまで免税事業者(売上が1000万円以下の個人事業主など)であったとしても、課税事業者になるかどうかの判断が必要となってきます。

こちらも詳しく解説した記事がありますので、詳細を理解したい方は以下をご参照ください。


また会社員と大きく異なるのは、社会保険についてです。会社員の場合は主に「健康保険」「厚生年金保険」「雇用保険」「労災保険」「介護保険」に加入し、会社負担や給料天引きなどで支払っているかと思います。

一方フリーランスになると、「国民保険」への加入義務があります。雇用保険や労災保険は加入できません。加入する保険が減るので、全体としての保険料は減りますが、国民保険は全額自己負担となります。


税金や社会保険については、フリーランスになるなら必要な知識ではありますが、ネットで調べればある程度出てきますし、不安であれば税理士や有識者に相談するのも手です。

その他にも、税務署への開業届についてや、退職前の準備(住宅ローン契約など)、独立するための必要な手続きなどに関して、細かくTIPSをまとめている記事もありますので、是非ご一読頂ければと思います。

案件を獲得するためには

ここまでは、独立するかどうかを判断する材料のお話しでした。以降は独立をしようと決めたあと、どうやって案件を獲得していくかについて説明していきます。

方法としては、大きく2つあります。

  1. 自ら営業する(紹介含めて)
  2. エージェントを活用する

「1、自ら営業する」については、直接知り合いに営業(声がけ)を行うか、自らのノウハウをブログやメディアを通じて発信しインバウンドの問い合わせ増加を狙うかです。

大手企業と異なり、事業をスタートしたばかりだと知名度が低いケースが多いと思うので、一般的には人脈を活用しながら、営業するケースがほとんどかと思います。独立前からある程度コネクション作りを意識しておいた方がよいでしょう。それが難しい場合は、外部のセミナーや座談会への参加によって、人脈の幅を広げておくという方法もあります。

「2、エージェントを活用する」については、案件紹介エージェントサイトに登録し、専属のエージェントから案件を紹介してもらうパターンです。大きなメリットは、自ら営業するよりも、効率が良いという点です。

また、そういったエージェントはフリーランス含めてコンサル業界のことをよく知っているので、業界知見やフリーランスの不安点などを相談できたり、今後のキャリアについても一緒になって考えてくれたりします。

得意分野や希望単価、働き方の条件などをエージェントに伝えると、その条件に合う案件を紹介してもらえるため、あまり自分の時間を割かずに案件の獲得が可能です。

ただし、案件紹介エージェントサイトと言っても、検索するとかなりの数が出てきて、どれが良いエージェントなのか判断がつかないと思います。様々な観点で選ぶことができますが、元コンサルファーム出身者が運営している、というのも選択基準の一つになるでしょう。

以下の記事では、2023年版の案件紹介サービスカオスマップを作成しております。代表者の出身企業を軸にまとめておりますので、どういうサイトがあるか一旦参考にしてみてはいかがでしょうか。

次に、気になる案件紹介エージェントをいくつか絞って実際に登録してみると、担当者と面談することになると思います。この段階では、そのサービスの運営方針・担当者との相性などを確認して、どのエージェントと長く付き合いたいかを見極めていく必要があります。

見極めポイントについては以下で詳しくまとめているので一読頂ればと思います。

ちなみにエージェントによって保有している案件が異なっており、保有案件の一部をサイト上に公開しているサービスもあります。

例えば、当サイト運営企業が提供する以下のサイトでは、戦略/経営/業務コンサル/ITコンサル/PMOといった領域の様々な案件を公開しております。

コンサル案件情報

 

上記では、案件を獲得する方法をご紹介しました。自身の知識レベルやスキル、これまでの人脈形成度合い、希望のライフスタイルなどに合わせて、マッチする案件を選んでいくと良いでしょう。

働き方の自由度を獲得(好きな場所で働ける、好きな時に休める)

いざ独立し、案件を獲得できたとしても、その後が非常に重要です。

その後の生活を維持していくことや、さらなる収入アップを望むのであれば、案件をコンスタントに獲得し続けることが必要となります。

そうはいっても、参画している案件によっては、プロジェクト自体が終了したり、プロジェクト全体における自分の担当フェーズ完了に伴って、契約終了ということは往々にしてあります。

会社員と違い、アベイラブル期間は、無収入となってしまいますので、できる限り断続的に案件参画できているのが理想です。

案件を途切れないようにするために、複数のエージェントに登録し、とにかく面談をしてみるといのも一つの手段です。ただ、案件終了の1か月前から、参画中のプロジェクトと並行して複数の面談をこなすことになるので、非常にハードになります。

より効率よく案件を獲得できる方法としては、例えば、案件選択の際、事業会社のシステム部門等に担当者ロールとして参画するという戦略もあります。特に動きが速いインターネットやサービス企画力の強い事業会社においては、案件が切れ目なく立ち上がる傾向があります。その中でもシステム部門となると必ず絡んでくる部門なので、信用を得られれば別案件へのスライドがしやすいです。



上記のような手法も初期段階では大切なのですが、本質的に必要な観点は、自らの市場価値を高めるということです。

コンサルタントにとって最も恐れるべきは「不景気」であり、それが訪れると瞬く間に市場に出回る案件が枯渇していきます。それでも尚必要とされる案件やスキル、経験というのは一定数あります。

そのスキル等は時代によって様々ですが、突然案件が途絶えてしまってから考えても手遅れですので、時代の波を察知しながら、どういった知識やスキルが必要かを案件参画ができているうちに考えていく必要があります。

特に、クライアントやファーム社員が持ち合わせていない差別化ポイントを作ること、クライアントを一本化させずに幅広に事業会社やコンサルファーム、エージェントとの繋がりと、信頼関係を築いておくことは非常に大事です。

詳しくは以下の記事で解説しておりますので、ご一読ください。



今回、独立検討~案件獲得~安定継続といった流れで、要点をまとめてきましたが、現在独立を検討している人だけではなく、独立したは良いけど継続的な案件の獲得に悩んでいる方にも参考になるかと思います。

当メディア運営企業では、フリーコンサルタントの案件紹介サービスを提供しております。
 ・漠然と独立を検討している段階。フリー市場を詳しく知りたい。
 ・新規事業を立ち上げながらフリーコンサルと両立したい。
 ・フリーコンサルとして収入アップが狙える案件に参画したい。
 ・フリーの経験を活かして、再びファームに所属したい。

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執筆者

K.U.
K.U.
コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルティングカンパニー 営業・マーケティング

新卒からアプリやWEBの受託開発を行うSIerに入社し、営業活動に約4年間従事。主に金融系クライアントに対して提案活動を行いつつ、マネジメントも経験。その後、コダワリに入社し、営業活動の傍ら、営業企画やマーケティング企画業務も兼任している。
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執筆者

K.U.
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コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルティングカンパニー 営業・マーケティング

新卒からアプリやWEBの受託開発を行うSIerに入社し、営業活動に約4年間従事。主に金融系クライアントに対して提案活動を行いつつ、マネジメントも経験。その後、コダワリに入社し、営業活動の傍ら、営業企画やマーケティング企画業務も兼任している。

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