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グロース・大手企業向け会社全体の経営課題抽出について

グロース・大手企業向け会社全体の経営課題抽出について

会社全体を俯瞰して評価し、強みと弱み・改善点を抽出する。グロースマーケットとしてのユニコーンや上場準備期に入った企業の他、停滞期に入っている企業にも有用な活動

1.経営課題とは

ひとえに経営課題といっても、その会社のステージや業種で大きく異なるものです。一例で挙げますと、以下の通りです。
・〇〇部門の売り上げが想定より伸びない
・組織的な問題が大きいからか、退職者増や社内の満足度が低下している
・基幹システム刷新を行っているが、状況が分からない
・顧客からのクレームが増えてきている
・DXを進めるため部隊を組成したものの、全く進んでいる様子がない

また、課題に対する原因も単一ではなく、複合的に絡み合っており、解決に向けた最適解を容易に導き出せるものではなく、そんなに簡単なら苦労しないわけです。

アフターコロナの景気動向や日本国内の生産性も加味し考えていくと、売上を伸ばす商品開発力・営業力の他、企業として課題を的確に課題として認識し、それに愚直にアプローチし、解決していく会社が生き残っていく時代になると思っております。

成長に応じて全体俯瞰しにくくなる会社の状況
訪問する会社さんでも聞いてみると、役員陣で全く違う課題感を抱えている事態に遭遇することがあります。本当に同じ会社か、と疑うようなケースがあり、そのような状況になった背景を考えると面白いものです。
他にも、日々限られたリソースで経営および各種業務に奮闘しており、「課題は山積みだけど、経営課題を抽出する時間なんてないし、日々増えていく従業員やクライアントの中で、もはや課題の全貌を掴むなんて無理」と内心嘆いている経営者の皆様も多いのではないかと思います。
企業の拡大期では急速な成長で俯瞰しづらくなり、停滞期になると社員の方々は「ずっとここにいるので」というところに慣れてしまい、全体俯瞰や考えることを止めてしまい、課題が見えづらくなっていくこともあれば、対峙しなくなっていくというのは、よくある話です。

2.経営課題の抽出ポイント

最適なのは経営課題の「見える化」が常時行われ、ステークホルダーで、最適な頻度で、その議論・進捗が討議されていることですが、やられていない会社さんが多いのも事実です。

こういった活動をしていない状況下では、「企業全体をまずは荒い単位で構わないので俯瞰する」ことが最も重要です。「色々と問題がある」というお話はよく聞きますが、それが何故なのか、他にもっと大きな問題があるのではないか、はコンサルとして聞いていて思うところです。
まずは企業全体の構造・機能を俯瞰し、経営陣やミドルマネジメントの課題感を「見える化」することで、経営の「勘所」から、優先して取り組むべき「真の経営課題」を発見することが可能になります。

尚、センシティブな内容を多分に含む経営課題の抽出にあたっては、第三者の存在が有用な場合が多くあり、まさにコンサルティングサービスの効果的な活用手段の1つと考えます。

前置きが長くなりましたが、ポイントとしては、経営課題を荒い単位で抽出し、適切な表現(齟齬の無い日本語で表記する)で纏めることが重要です。

3.(サービス紹介)「経営診断サービス(経営診断フレームワーク)」の特徴と活用シーン

経営課題をターゲットにしたサービスを、当サイト運営会社『コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社』(以下、弊社)にてリリースしました。グロースマーケットとしてのユニコーンや上場準備期に入った企業の他、停滞期に入っている企業様に有用なサービスとなっており、「何から始めていいのか分からない」という企業様には良いと思いますので簡単にご紹介します。

3.1 経営課題を抽出・解決したい
当「経営診断サービス」は、弊社で数多くの成功企業の成功ポイントや内部統制等ガバナンス観点を取り入れ、最適な項目での評価をできるようにチェックリスト形式で設計しております。
企業全体を俯瞰した取り組むべき「経営課題の抽出」や、これまでの数多くのコンサルティング実績からくる「経営の勘所」により、課題対応策および対応優先度の「見える化」が可能です。

3.2 第三者的視点がほしい
「何となくやるべき経営課題は分かっているけど、社内で合意・波及していくために、第三者的視点があれば説得しやすいのに…」といったお悩みもあるあるかと思われます。
企業内の文化・風土・事情については、当然企業担当者様のほうが詳細に把握されているかと思いますが、市場トレンド・他社取組みといった観点から、第三者的に企業を見つめなおし、企業様の「経営課題の把握」「取組みの方向性確定」をありたい方向に位置付ける際も、「経営診断サービス」活用を是非ご検討頂ければと思います。

3.3 コンサルティングサービスを活用したい
「コンサルティングサービスを活用してみたいけど、何をお願いしたらいいのか分からない」といった場合も、「経営診断サービス」は有効に機能します。
「経営診断」自体も経験ある経営コンサルタントだから可能、といったところもあるかと思いますが、経営コンサルタントが本領を発揮するところは、診断後の「課題解決」にあります。
コンサルタントが検討・実施したほうがROIとしてよい領域が存在し(なんでもかんでもコンサルがやらない(=やらせると高くつく))、そちらにスポットをあて、企業様の課題解決に向けた支援をすることが可能です。

Ξ コンサルファームの使い方について知りたい方はこちら

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執筆者

K.H.
K.H.コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 マネージャ
大手総合系コンサルティングファーム(複数社経験、直近アクセンチュア)での経験を踏まえ、業務改革、IT戦略、DX戦略、間接費削減等のPJにおいて、特に強みを有す。
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