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2019.11.07

コンサル転職 ポストコンサルのキャリアについて考える 2019年度版

コンサルティングファーム出身者のことをポストコンサルと呼びますが、ポストコンサルのキャリアについて考察してみました。
一定のコンサルティング経験を積まれた方は、市場からの需要も高いため選択肢が多く迷われることが多いので、幾多もの選択肢のうち代表的なキャリアについてひも解いていきます。

以前に「コンサルのキャリア転職 転職エージェント利用の極意(4):コンサルファームtoハイクラス職編 | ポストコンサルとしての転職」(https://www.consul.global/post2231/)も寄稿しておりますので、併せてご覧ください。

代表的なポストコンサルのキャリア

出身コンサルティングファームのカテゴリー(戦略系、総合系、IT系、ビジネス系等)やコンサル経験年数、最終職位などに応じて異なるものの代表的なキャリアとしては以下に集約されるのではないでしょうか。

・事業会社における企画部門・管理部門
・ファイナンシャルアドバイザリー(FAS)
・ベンチャーキャピタル(VC)
・ベンチャー及びスタートアップのCxO職
・ブティック系コンサルファーム
・コンサルティングファーム出戻り
・フリーランスのコンサルタント
・起業(ブティック系コンサルティングファーム設立)

以下にそれぞれをまとめていきます。

事業会社における企画部門・管理部門

外資・日系の大手事業会社における経営企画室や情報システム部門などのポジションが代表的です。自身で事業に腰を据えて取り組みたい、ビジネスのダイナミズムを期待して移られる方が多いです。大手企業においては特にそうですが、働き方がコンサルファーム時代よりもバランスが取れ、ご家庭やご自身の身体にも良い反面、条件面では下がることの方が多い傾向にあります。

ファイナンシャルアドバイザリー(FAS)

M&Aやフォレンジックなど、より専門的で高度な領域へのステップアップを狙う方にはお勧めです。しかし、専門性が高いためにマッチするコンサルティング経験を有していないとポストコンサルであってもハードルは高いのが現実です。ITコンサル経験がメインだとポテンシャルによる評価にもなってくるので厳しい面があります。会計廻りのコンサル経験があると、デューデリ等M&Aシーンには役立つので評価されます。慢性的に忙殺されることはないようですが、短期で結果を出すことが求められる案件が多いこともあり瞬間風速的な忙しさはコンサル以上かもしれません。

ベンチャーキャピタル(VC)

投資とマネジメントに興味を持つコンサルタントは多くおり、一定割合の方がベンチャーキャピタル(VC)には興味を持ちます。一括りにベンチャーキャピタル(VC)といっても企業ごとに投資スタイルとマネジメントスタイルに違いがあり、求められる人材像が異なります。金融機関の投資業務経験をしているのか、実際にベンチャーなどで新規事業の立ち上げを多数経験しているのか、戦略案件や業務案件を経験してきたコンサルなのかという具合です。求められるものとVCとしてのスタイルを理解しておかないと、(たまたまでも)ジョインをした後にミスマッチにつながりかねませんので注意が必要かもしれません。

ベンチャー及びスタートアップのCxO職

自分自身で事業に関りたい、ビジネスのダイナミズムを味わいたいという点では“事業会社における企画部門・管理部門”と同じです。ただ、創業期や拡大期の企業において、創業社長の右腕となって(例えば役員として)事業と会社を一緒に成長させていく刺激を求める方にはお勧めです。また、IPOを視野に入れている企業にジョインし、上場後のウハウハを狙うというケースもあり、野心家にはマッチしています。

FASやVCやベンチャーCxOクラスの求人相談はこちら

ブティック系コンサルファーム

大手コンサルティングファームよりも専門的領域に特化したファームで、ご自身の得意領域を生かして引き続きコンサルとして活躍するパターンです。
もしくは、独立系のコンサルティングファームそのものを育てたい、若手の育成に関りたい、経営理念や事業戦略に惹かれて等の理由でブティック系コンサルファームに移られる方はいらっしゃいます。(なお、当サイトの運営会社は完全に後者です。引き続き幅広くコンサルティングワークをしていきたいものの、何かを実現したい方にはお勧めです。リンクはこちら。)

コンサルティングファーム出戻り

これは、コンサルファームを卒業して事業会社等々を経験したものの、コンサルでの刺激やコンサルのスピード感が忘れられず戻られるパターンです。もしくは転職した先の企業が不振に陥ってしまい、生活などを考え戻るということもあります。そこそこ長くコンサルティング経験を積まれた方が、このパターンには多い様に感じます。

フリーランスのコンサルタント

個人事業主もしくは法人化して、フリーランスのコンサルタントとして案件単位でコンサルタントとして活躍するパターンです。スキルや経験がある方がフリーランスとして働く場合は、ご自身で案件を選ぶこともできますし、働き方もご自身で調整することができます。メリットもあればそれなりにデメリットもありますが、その辺については当サイトで何度か取り上げておりますのでここでは割愛いたします。
関連記事:
フリーコンサルになる3つのメリット(ファーム所属のコンサルと比較) | フリーコンサル向け(https://www.consul.global/post2012/

起業(ブティック系コンサルティングファーム設立)

多そうなイメージはあるものの、実際にはあまり多くないのがこのキャリアです。大手企業の経営戦略策定やITロードマップ構築とゼロから事業を立ち上げるのは求められるものが異なるからでしょう。行うビジネスの業界知見や幅広い人脈、高い人間力などが起業には必要になってきます。コンサルとして一流と他から認められても、起業して成功する確率が上がるわけではないので、この点に関しては注意が必要でしょう。

フリーランスや起業以外のキャリアすべてにおいて共通することですが、職務内容や条件もしくは働き方が魅力的でもそれ以上に重視すべきが、入社するかもしれない候補企業の会社の雰囲気や社長のビジョンがマッチし、ご自身が思い描いた通り働けるかとなります。ポストコンサルのキャリアについて記しましたが、大手コンサルファーム出身者で素晴らしい経歴と経験をお持ちの方が、転職後に複数の企業を転々としているケースをお見かけすることがあります。ポストコンサルは確かに転職しやすいのも事実ですが、しっかりと見極めていくことが大切です。

転職ありきではなく、その先のキャリアにつながる転職ご支援をしたいとの想いを持って、ポストコンサル特化の転職エージェント業(コンサルキャリア)を運営しておりますので、コンサルとしてのキャリアにお悩みの方は是非ご登録下さい。

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執筆:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
コンサルキャリアカンパニーカンパニープレジデント 山中

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