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夏休みやお盆といったまとまった時間にコンサルが読みたい本|書籍紹介シリーズ
お盆やら夏休みを控えている方も多いのではないでしょうか。
コンサル向けにまとまった休みで読むと良いと思われる本を私見ではありますが、ピックアップしました。
基本的に知識系の本ですが、まとまった時じゃないと読む気にならないという独断と偏見でピックアップしております。
裏表紙にも「経営戦略をめぐる巨人たちの冒険活劇」と題されています。
PPMやBSCが出来上がった歴史も記述されており、フレームワーク大好きな方にはたまらないかもしれません。
各時代背景をもとに、どのような経営戦略が成立して来たか分かりやすく記載されております。
書籍として、盛り込み過ぎなような気もしますが、気軽に読めますのでお時間ある方は是非。ちなみに、400ページほどあり、登場人物132名、書籍72冊、会社110社とよく著者の方は書いたなと感銘をうけます。
代表的な章をご紹介したいと思います。
chapter1:デジタル化が変える競争戦略
(デジタルトランスフォーメーション「日本企業ならでは」の成功手法とは、真のデジタルマーケティングへ、AI)
chapter2:人手不足・少子高齢化時代を生き残る
(アジャイルによる働き方改革、バリューベース・ヘルスケアの衝撃)
chapter3:ディスラプト(断絶)後の勝者の条件
(新ステージに入ったグローバリゼーション、「M&Aレベル3」の時代へ、シェアリング・エコノミー)
2019年度版はこちらとなります。
「メンバーを巻き込み、結果に対する責任を取る」
「合理的に行動するとは限らない「人間」を理解する」
「委ねられたら覚悟を決め主体となって推進する」
「タイプに応じて目標を決め、必要なときだけ支援する」
「自分を見つめ、理解を深め、変化することを繰り返す」
イノベーション実現のための[5つのステップ]
1. 組織をオープンにする
2. 知のダイバシティを推進する
3. あえてダブルスタンダードで進む
4. プラットフォームを進化させる
5. 事業出口を柔軟に探す
目次
<若手向け>
「誰に向けて、何の目的で、いつまで書くのかをまず明確にせよ」「時間をかけすぎるな、工数を意識せよ」というファームならではの教えから「罫線は0.75ptで若干淡い色を用いよ」など細かい点まで記載があります。
本書を端から端までマスターすれば、日常のドキュメンテーションで苦労することはまずなくなります。また、読みやすく、最後まですらすら読める点もお勧めです。
<ITコンサル向け>
章立て
第1部: システム開発に関する契約の基礎知識
第2部: サンプル契約書の逐条解説(ソフトウェア開発契約書(請負、準委任、アジャイル開発)、コンサルティング業務委託契約書、SES基本契約書)
[v078]