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コンサルから他のコンサルファームへの転職の実態|転職エージェント利用の極意(1)

コンサルから他のコンサルファームへの転職の実態|転職エージェント利用の極意(1)

人材紹介は数多くあるけれど… 今回は未経験者や年齢といったしがらみを考慮せず書いた記事となります

コンサルはエージェントを活用すべき?|転職手段洗出しと検討」でまとめさせていただきましたが、転職手段としては、企業に対する直接応募や求人広告、ダイレクトリクルーティング、ビジネスSNSと多種多様ですが、コンサルタントの転職は、人脈(リファラル)と転職エージェントの利用が多いです。今回、コンサルタントが転職する場合に効果的な転職エージェントの利用方法を考えてみました。

第一弾として、コンサル2コンサルを書きます。

コンサルファームtoコンサルファーム

この場合人脈 (リファラル)が格段多いですが、(繰り返しになりますが)転職エージェントの利用事例について言及します。どういったエージェントに相談すれば良いのか?
エージェントは総合大手とコンサル職特化型に大きく二分されます。共にコンサルファームの求人案件を幅広く持っております。
ただ、本質に切り込むコンサルの場合、前者ですと、求人案件は保持しているものの、踏み込んだところに対する知見はどうしても専門型と比較すると劣る一面があり、登録者であるコンサルがエージェントに対してお得意の論詰めを始めることになるかもしれません。とはいえ、総合大手に行くと、コンサルファーム以外の求人も持っていますので、「コンサルも考えつつ、別も見たい」という方にはオススメできます。

結局纏めると複合型を推奨

1~数社はコンサル特化エージェントで、1社は総合大手エージェントという形式を推奨します。
視野を幅広く考えてほしいという考えからこうしました。総合大手エージェントの強みはなんといっても求人の種類と数。コンサルだけでなく、関連する他の業務も含め広く求人を検討したい場合に活用できます。

↓コンサルに特化した転職エージェントを探している方はこちら==

留意点:不動産屋じゃないですが、要件に合致する求人は後出しの可能性も

転職エージェントを使う際の留意点があります。あまり書いたら殺されそうですが、ビジネスモデルからして、この点は少々否めません。

i) 企業 →(求人票)→ エージェント →(求人票)→求職者
企業はエージェントと契約し、求人票化され、求職者に紹介され、求職者の推薦が始まります。

ii) 求職者 →(入社)→ 企業 →(成功報酬)→ エージェント
求職者が入社すると成功報酬のモデルで、エージェントに契約フィーにあたる年収のx割が支払われます。

ここのx割がポイントで、当サイト運営会社の場合ですと35%前後をお支払いしていますが、大手コンサルファームだと50%とか出したりもします。当然のことながら、紹介先を変えるだけで、売上が100万単位で変わるので、エージェントが優先的にこの利率の高いところを求職者に薦めるのは否めません。

本当の意味で、求職者の事を考えるエージェント(アドバイザー)であったら、売上といった一点を考えず、求職者の適正に合致した企業を推薦します。もちろんこういったエージェント(アドバイザーの方)も多くおられて、エージェントの“質”も重要というのが実際のところです。

ぶっちゃけましたが次回は、コンサルファームto事業会社について言及したいと思います。

コンサル転職 転職エージェント利用の極意シリーズ
コンサルから事業会社への転職の実態|転職エージェント利用の極意(2)
未経験からコンサルファームへの転職の実態|転職エージェント利用の極意(3)
ポストコンサルがハイクラス転職にエージェントを使う理由|転職エージェント利用の極意(4)

[v018]

執筆者

K.A.コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルティングカンパニー
大手コンサルティングファーム、独立系ファームでの経験を経て、コダワリに入社。
大企業の事業改革、領域・大小を問わずIT案件のPM、品質管理に従事。特に会計系、運輸・旅客、ヘルスケアに強みを持つ。
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