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世界の主要なコンサルファーム、グローバル売上ランキング(Big4+アクセンチュアなど)【2023年度版】
![世界の主要なコンサルファーム、グローバル売上ランキング(Big4+アクセンチュアなど)【2023年度版】](https://www.consul.global/wp/wp-content/uploads/2023/03/719a2d67ace57bbbbb58c7039826d6b2.jpg)
ビッグ4(Deloitte・KPMG・PwC・EY)やアクセンチュアなど世界の主要コンサルティングファームの売上ランキング。各社の決算レポートから2023年度のコンサル業界動向も考察しています。
各ファームのコーポレートサイトでの公開情報を基に、1年分のデータがある最新の会計年度で売上高データをまとめています。
なお、総合系ファームの事業領域がコンサル事業以外にも拡がっており、その事業内容は主として以下の通りです。
・Big4(Deloitte、KPMG、PwC、EY) → 監査、法務、税務、FAS (Financial Advisory Service)等
・Accenture → システム開発、BPO
・IBM、Capgemini、Tata → ITサービス、システム開発等
目次
【主要総合系コンサルティングファーム売上高(全社)】
![2022年度総合系外資コンサルティングファームの全社売上ランキング](https://www.consul.global/wp/wp-content/uploads/2023/03/20230302_1.jpg)
※1.現地通貨ベース成長率/ドルベース成長率。1つしか記載のないものはドルベース成長率
※2.元データがユーロ記載であるため、ドルに換算して記載
2023年3月2日時点の為替レート(1ユーロ=1.06USドル)で算出
※3.ユーロ記載である元データの成長率
※4.PwC、KPMGの2社については、コンサルティング事業の数値ではなく、アドバイザリー事業として公開されている数値を記載
※5.データ公表なしについては”-“と表記
全社売上ランキング
1位 アクセンチュア
2位 IBM
3位 デロイト
4位 PwC
5位 EY
6位 KPMG
7位 タタ
8位 キャップジェミニ
【主要総合系コンサルティングファーム売上高(コンサル事業)】
![2022年度総合系外資コンサルティングファームの全社売上ランキング](https://www.consul.global/wp/wp-content/uploads/2023/03/20230302_2.jpg)
コンサル事業売上ランキング
1位 アクセンチュア
2位 デロイト
3位 PwC
4位 IBM
5位 KPMG
6位 EY
7位 キャップジェミニ
全社の売上高をの変化を見ると、昨年度は、売上額1位であったIBMが2位のアクセンチュアに対して70億USドル以上の差をつけていました。しかし、FY2022では、アクセンチュアが前年比100億USドルの売上高増を記録したことで、IBMを抜いて1位になっています。さらに、デロイトも前年と比べて90億USドル以上の売上高増となったことで、IBMに迫る勢いがあるといえるでしょう。
![2022年度総合系外資コンサルティングファームの売上高と前年度比](https://www.consul.global/wp/wp-content/uploads/2023/03/5efae2bbe0ba2ebb30f3cc8b4d2e52cd.jpg)
2021年度の売上高に関しては、以下の記事をご覧ください。
各ファーム増収要因の考察
各社共通しているのが、全体売上・コンサル事業の売上ともに昨年以上に高い成長率を記録していることです。この記録の要因として考えられるのが、大規模な投資を行いながら利益率を持続的に拡大していることと、近年のトレンドになっているDXの需要が高まっていることが挙げられます。
実際に多くの企業が、決算レポートにおいて安定的な収益拡大とDXの急成長に振れており、FY2022はDX推進やSDGsに注力しているという記載が多い印象があります。どの企業も順調に右肩上がりになっている現状から、今後もこの流れは変わらないのではないでしょうか。
[対象会計期間及び典拠一覧]
会計期間:2021/09-2022/08
典拠:Accenture Fiscal 2022 Annual Report
会計期間:2022/01-2022/12
典拠:IBM RELEASES FOURTH-QUARTER RESULTS
会計期間:2021/06-2022/05
典拠:Deloitte 2022 Global Impact Report
会計期間:2021/07-2022/06
典拠:https://www.pwc.com/gx/en/global-annual-review/2022/PwC_Global_Annual_Review_2022.pdf
会計期間:2021/07-2022/06
典拠:https://assets.ey.com/content/dam/ey-sites/ey-com/en_gl/topics/global-review/2022/ey-value-realized-2022-v3.pdf
会計期間:2021/10-2022/09
典拠:https://kpmg.com/xx/en/home/media/press-releases/2022/12/kpmg-reports-global-revenues-of-usd-35-billion-for-fy22.html
会計期間:2021/04-2022/03
典拠:https://www.tcs.com/content/dam/tcs/investor-relations/financial-statements/2021-22/ar/annual-report-2021-2022.pdf
会計期間:2021/01-2021/12
典拠:https://www.capgemini.com/news/press-releases/capgemini-delivers-another-record-performance-in-2022/
[v198]
執筆者
![山中 悠太郎](https://www.consul.global/wp/wp-content/uploads/2021/05/Yamanaka_face.png)
- コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コンサルキャリアカンパニー
-
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。
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![山中 悠太郎](https://www.consul.global/wp/wp-content/uploads/2021/05/Yamanaka_face.png)
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-
外資自動車メーカー2社を経験した後、コダワリにジョイン。
コンサルティングワークもこなす傍ら、人材紹介事業の事業責任者やコダワリの人材開発業務や採用統括業務など含めて幅広に従事。