か行
カウンターパート
コンサルプロジェクトにおけるクライアントサイドの担当者を指す場合が多い。英語のcounterpartは「対の一方」を意味し、「対等な立場」というニュアンスが強い。
仮説思考
課題解決において情報収集よりも、仮説の検証⇒修正を繰り返し素早く最適解を導くことを重視する思考。
限られた情報を基に仮説を立てて検証し、結果に応じてその後修正という動作を繰り返す。キャッシュフロー計算書
Cash Flow statementの日本語訳。「C/F」とも呼ばれる。文字通りCash(現金)のFlow(流れ)を表したもので、営業活動や投資活動、財務活動により出入りするのお金の流れを示す。
キャパシティ(キャパ)
「容量や収容能力」「物事を受け入れる能力、器」という意味。
ビジネスでは、個人やチームの能力を指す場合が多い。
キャパが広がる → 作業の処理能力が増えた、広がった。
キャパオーバー → 作業を処理しきれない。クリティカルシンキング
批判的思考という意味。ある事象や情報を鵜呑みにするのではなく、懐疑的な態度で臨み、客観視して考察することによって最適解を導こうとする思考法である。
事象や物事の前提条件・要素・論理などをクリティカルシンキングで見直し考え抜くことで、より良い結論を導き出すことができる。
常に状況に合わせた最適解を素早く導くことが求められるコンサルタントにとって必要となる思考法である。クロージング
結末や終わりに向けて締めくくることの意味である。
ビジネスシーンでは、取引や契約までの過程をクロージングと呼ぶ。
取引や契約の成立という意味でも使われる。
使用例:
「どう、クロージングしようか」→「契約してもらえるように、どのように進めていこうか」
「クロージングできた?」→「契約できた?」 or 「契約してもらえそう?」経営理念
企業が活動する上で指針となる基本的な考え方のこと。
「ミッション(Mission)」「ビジョン(Vision)」「バリュー(Value)」からなる「MVV」をベースにし経営理念を掲げているケースも多い。
なお、当サイト運営会社の経営理念は「GNH(Gross National Happiness/国民総幸福量)の量産にこだわる」である。コアコンピタンス
競合他社を上回る、企業の中核となる強みを指す。
一般的に事業戦略の有効性や改善の方向を探ることの中で、使われることが多い。
コアコンピタンスには以下のような要素がある。
・模範可能性
競合他社が簡単に真似できないものであれば大きな競争優位性を得ることができる。
・移動可能性
多くの製品や分野に応用できるものであれば需要を大きくすることができる。
・代替可能性
他の方法、製品では置き換えることができない唯一無二の存在であれば、
需要を高めることができる。
・希少性
その技術や特性が珍しいものであれば分野や市場において、
圧倒的なアドバンテージを得ることができる。
・耐久性
強みが長期にわたって競争優位性を維持することができれば価値が補填され、廃れにくくなる。コミットメント(コミット)
「約束」「責任」「関わる」という意味。ビジネスシーンにおいては「約束する」「関わる」の二通りのニュアンスで使われることが多い。
いずれも責任をもって職務を果たすという強い意志を表す際に使用さる。
「約束」というニュアンスでは「目標・目的を必ず達成する」という約諾で、「関わる」というニュアンスでは「目標・目的に対し責任を持って作業を推進する」という決意表明で使用される。
また、プロジェクトに責任のある立場での参画や、業務の推進に強くの関与している状態の事を指す場合もある。コンセンサス
意見の一致という意味の言葉
ビジネスでは、会議などで使われている。
コンセンサス方式の会議では、反対意見が無い全体合意で決議を行う。
多数決と違うところは全員から賛同を得ており、反対意見をつぶさないというところである。
その為、会議前の事前調整などが重要となってくる。
他にもコンセンサスは「根回し」という意味がある
「A社からコンセンサス取れたか?」→「A社から賛同を得たか?」と解釈される
事前にコンセンサスを得ることで、プロジェクトなどをスムーズに進めることができる。